北國新聞販売(株) 金沢西営業所
営業チーフ　大井 裕介 さん（36）

　妻の両親が北國新聞の販売所を営んでいるというご縁があり、北國新聞販売の金沢西営業所で働くことになりました。
　以前も営業職の仕事に就いておりましたが、新聞の販売は飛び込み営業で、見ず知らずのお宅を訪問することが多く、まったく初めての経験でした。最初は緊張のあまり声が震えて何を話していいのかも分からず…、しどろもどろの状態でした。しかし、そんな心配もつかの間でした。先輩社員の丁寧な指導のおかげもあって、今は初対面のお客様でも笑顔を持って接することができます。
　毎日、数十軒のお宅に訪問させていただきながら、ひとりでも多くの方に地元紙の「北國新聞」を読んでもらえるように努めております。お客様から「今朝の新聞、あの記事が面白かったね」や、「毎朝、新聞が届くのを楽しみやから、新聞休刊日がさびしい」などのお言葉に触れ、仕事へのやりがいになっています。
　将来は、自分の販売所を持たせていただくのが目標です。地域の方々からご支援をいただけるような、親しみを持ってもらえるような「町の新聞屋さん」を目指していきます。

北國新聞販売(株) 金沢西営業所
業務チーフ　遠藤　愛 さん（49）

　他県から金沢に越してきて間もないころ、北國新聞販売所の方から「朝刊の配達をしてみませんか？」と声をかけられたことがきっかけで、このお仕事を選びました。
　もちろん最初は「ぜったいむり―！」と思っていましたが、子どもの学校行事や日中の用事などを気にせず働ける時間帯に魅力を感じて、軽い気持ちで始めてみました。今は早5年目となり、当初の朝刊配達だけではなく、夕刊配達やチラシ業務のほか、事務作業の仕事もしています。
　勤め始めて感じたことは、「多くの女性スタッフが活躍をされていること」、そして「長く勤めていらっしゃる方がとても多い」ということです。また、若い方から高齢の方までいろんな世代の方が在籍し、個性豊かなスタッフの皆さんと毎日、和気あいあいと働いています。
　配達は販売所を出発した後、ひとりきりの仕事です。黙々と配っていきます。ですが…時々お会いする読者の方と交わす一言二言が楽しみだったりします。お客様から「いつも朝早くから、雨の日も雪の日もありがとう」と温かい言葉を掛けていただけることが、とっても励みになります！
　北國新聞を楽しみに待っている読者の方々が、毎朝気持ち良く紙面が読めるように、正確に丁寧に気持ちを込めて配達することを、これからも心がけていきます。